ぼくのかんがえたさいきょうでっき「エイラセラフ」に関する諸々

僕がラダーを回す際に一番愛用していたデッキ
エイラセラフに関してです
「てめーシャドウバースやめたのになんで記事かいてんだ」と石を投げられそうですが
まあ、遺言状だと思ってみてもらえたらうれしいです
 
もとより書きたいなと思っていたのですが、なんとなく自分如きが記事を書くことに自信がなく。
ただまあ今回運もあって32人規模の小さな大会で優勝したため、
思いのほか間違っていなかったのかなーと思ったため初投稿です。
 
 
デッキ選択に関して
 
唐突ですが今季、一番勝てるデッキとはなんでしょう?
多分ドロシーだと思います。
 
誰が使っても安定して率が取れる上、引きの上振れは誰にも止められない
いわば災害のようなデッキとなっています。
 
対抗馬として上がるのはOTKエルフだと思います
 
1試合の短さが非常に魅力的で、守護がないデッキは暴力的な打点で殺しきられてしまいます
反面プレイングの難易度の高さがネックで
よほど使い慣れたプレイヤーでないととっさの判断に迷い
Twitterで「はー!プレミで勝ち逃し申した」と呟く事になります。
 
そういうわけでプレイヤーに左右されず安定して強いデッキは
ドロシーであるという結論に達しました。
 
ではこれをメタるにはどうしたらよいか。
簡単に言うとAoE、全体除去のあるデッキを選択するのが正解です。
 
こうなるとデッキは必然的に限られます。
エルフ→根源という最高峰の除去を持つもバウンスが仇になる面も
ロイヤル→盤面依存だが旋風刃という強力な除去
ネクロ→腐の嵐はゲイザーも倒しきれないのが厳しい
ドラゴン→バハムートは少々重く サラマンダーブレスはかゆいところにギリギリ手が届かない印象
ヴァンプ→黙示録
ウィッチ→条件付きもサーチでき、ドロシーまで処理し切れる破砕
ビショップ→テミス
 
以上から
ロイヤル、ヴァンプ、ウィッチ、テミス
というリーダーを選ぶことが適切なのではないかという仮説を打ち立てました。
 
そして、環境における最も意識しなければいけない相手が
アグロヴァンプです
 
死霊ユリウスヴァイトきゅんという犯罪ムーブをしのぎ切れるデッキを考えたとき、
土ウィッチは厳しいかなと考えヴァンプ、テミスから選ぼうと考えました
 
そして最後にフィニッシャーとなる存在に関して
コントロールヴァンプは明確なフィニッシャーが思いつかず
明確な勝ちのプランが相手のリソース切れあたりになる、
もしくはサタンくらいかなって思いました。
 
また同じコントロールデッキを相手にする場合に意識しなければいけないのが
セラフ、ネフティス、あたりでしょうか。
これらを相手取る際にはオーディンの搭載が必要となります。
 
僕はオーディンというカードが非常に嫌いです。
理由は搭載のリスクに対してリターンが小さいからです。
 
例えば
セラフを引いたら明確な勝利プランをくみ上げることができます。
対しオーディンは非常に相手依存なカードで、出したからと言って勝てるわけではありません
同じ8コストで出すならオーディンよりセラフを出したい。
 
端的にいうとパワーが低い。
 
ランダムで多くのデッキを相手取らなければいけない場合、
パワーの低くなるようなカードはできる限り減らしたいというのが
僕の考えです。
 
パワーの低いカードを入れることによる弊害には
相手のリソース切れを狙うことができなくなる点が言えるでしょう。
 
しかしこれはコントロールデッキにおける勝ち筋の喪失にも等しいもので、
コンセプトと矛盾していると強く思います。
 
以上の観点からオーディンを積みたくないんです。
半分私怨に近いところもあるかもわかりませんが。
 
そして、オーディン積まなくともどうにかなるデッキを考えたとき、
セラフが一番かと思い、セラフ主体のデッキをくみ上げることになりました。
 
それなら純セラフでいいのでは?と思われるかもしれません。
試しました。あんまりうまくいかなかったんですよね。
 
というのも、
セラフに寄せすぎると僕の大嫌いなオーディンが相手に入っていた場合
もうむりむりむりのかたつむりと化してしまうのでそのケア、
環境にのさばるアグロヴァンプに対するメタとしてのゲインを無理なくできること
またエイラの火力があればテミスで受けながらドロシーを殺すことはできること
 
以上三点から結局エイラは積みました。
単純にパワーが上がると思っています。
 
 
2プレイングに関して
こんなに簡単なデッキないと思ってます。
基本コンセプトは「誘い受けからの一転攻勢」
いいですか?
誘い受けからの一転攻勢」
です。
4章って覚えてくださーい!
 
レシピは下のほうに張ってありまーす!
これからエイラセラフ使うみなさーん!
今がチャンスでーす!!
 
具体的に言えば
1 エイラによる制圧からのキル
2 セラフでのWIN
3 回復で遅延からのリソース切れ狙い
 
の3つだと思っています。
 
どれにおいても序盤は耐えます。
耐えることのできるデッキだと思っています。
2T、3Tは最悪カードをプレイしないこともあるくらいです。
それでもこのデッキは多量のゲインで序盤の劣勢を返しつつ勝つことができるデッキです。
ゆっくり構えましょう。
 
中盤
基本的にはテミス到達までライフを死なない程度に雑に使い、
テミスと獣姫の起動タイミングをかみ合わせつつ相手のリソースを削ります。
進化はこのあたりで割と使い切ることが多いです。
 
終盤
漸く?いよいよ?エイラが真価を発揮します。
このデッキは低コストのカードが多いのでこのあたりは複数枚を同一ターンに発動することが多いです。
つまり選択肢が多くなります。ゆえにプレイ難易度はちょっとだけ上がりますが、
それでも基本的には手札と相談しながら上記3つの戦法からとれそうなものをとっていきます。
 
また、相手がコントロールヴァンプ等オーディンの採用が見込まれるデッキの場合はセラフより相手のリソースを削ることを優先します。
わざわざ用意してる罠に自分から入っていくこともないです。相手がたまらずオーディン使ってきたらそこに出してあげましょう。
 
 
3構築に関して
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基本的にこだわりはないです。
このデッキ選択であれば勝てると思っているので、
個人的に気に食わないところがあれば

好きなように変えてもらって結構です。

 
ただし、ウリエルをプリズムプリーストに変えることだけは全力で否定します。
ウリエルとプリズムプリーストは役割被るフォロワーですが、僕は前者を推しています。
 
・アミュレットを張るタイミングを考えた時、1Tの差はさほど重要ではない点
・プリズムプリーストはルーン、クラーク処理されやすい点
・セラフにサーチ先を絞るより、エイラをサーチ先に含めることで取れる選択肢を増やせる点
・ゲイザー進化で取られてもハゲ等で返しやすい点
・ほかに優秀なカードが4コス帯にハゲくらいしか存在せず、3コス帯には優秀なカードが多数ある点
などからです。
 
またOTKエルフが多めの場合にはお好みでクレリックランサーを入れるとよいかと思います。
GMDはエイラのコンセプトを考えたときにメリットよりデメリットのほうが大きかったため、個人的には違うかなって思ってます。
 
 
 
4現環境に関して
 
正直、環境は日進月歩…いや、進化してるのか流転してるのかわかりませんが
環境の変遷によってこのデッキは厳しくなりつつあります。
というのも先述したようにオーディンは弱い弱いと言っているにもかかわらず増えています。
わけわかんないです。ですがこれに関しては僕の理論の敗北と考えていて
それだけセラフ系のデッキが流行っていたって事だと思います。
そりゃオーディンつんでりゃ勝てるデッキしか当たらないなら僕だって積みますし。
 
 
あと現環境で使うとすればの話。
アグロが減っているなら氷像あたりを積んだ超越安定かなと思います。
コントロール色の強いデッキは超越相手に絶対と言っていいほど勝つことはできません。
厳しいのはドロシー等除去がおっつかなくなるレベルの展開力のあるデッキです。
土にタッチして破砕を積むのも手かもしれませんね。
 
逆にコントロール色の強いデッキが減っているなら、このデッキは強いと思います。
このデッキはゲインがアグロに強くテミスがドロシーに強くオーディンのないコントロールに強い最強デッキです。
超越は勘弁な。
 
 
まあ、そんな感じです。
 
一人でもエイラセラフ使ってくれる人が増えて、
公式にエイラ強すぎナーフしろってクソリプ飛ばす人が増えてくれたら個人的にはしたり顔って感じです。
 
この記事がよきシャドバライフに活かされることを願います。